発達障害や、中軽度の知的障害がある人向けのグループホーム
発達障害のある人は、お一人お一人実に様々な個性を持ち、思考性・性格・特性は皆バラバラです。しかし、「生きづらさを抱えてきた」という点では、皆一様に共通している印象があります。
◾️発達障害の人が持つ「生きづらさ」
弊社の運営するホームにも、実に様々なご利用者がいらっしゃいます。
対人関係(コミュニケーション)においては、
空気がなかなか読めなかったり、
話している時の距離感が近過ぎ・遠過ぎたり、
考え方に独自のこだわりがあったり、
日常生活においては、
時間管理がうまくできなかったり、
やるべきことの優先順位をうまくつけられなかったり、
お一人お一人、得意なこと・苦手なことはそれぞれです。ホームへのご入居にあたり、これまでの人生(学校や職場、地域)をお聞きすると、孤独や生きづらさを感じたというエピソードを持っている人が、実に多い印象です。
■グループホームの現実
そんな発達障害を持った人たちが、グループホームの支援と配慮の元で、安心して地域で暮らせているかと言うと、現実は、そうではないことも多くあります。
・ホームのルールを破ったから
・他のご利用者に迷惑をかけたから
と言った理由で、グループホームを退居になってしまった、というご利用者の相談が、弊社にはたくさん寄せられてきます。
近年、グループホームの数は急激に増えているものの、共同生活のルールをなかなか守れないご利用者を根気強く受け入れてくれるホームは、まだまだ少なく、多様な性格・特性を持つ、発達障害の人たちお一人お一人に適切な施設があるとは、まだ言えない段階にあると思っています。
グループホームは、そのような人を受け止める場所ではないのか・・・と感じさせられることもしばしばあります。
■「最後の砦」でありたい
グループホームは、これまで「社会のあるべき姿」の中で苦しみ、孤独感や生きづらさを感じてきた人にとって、【最後の砦】であるべきだと思っています。
グループホームが「社会のあるべき姿」や「ルール」を配慮なく押し付けてしまっては、そもそも、その「あるべき姿」に苦しんできた人達にとって、そこは「家」ではなくなってしまう。勿論、グループホームは「自立を促す場」ではありますが、それよりも何よりも、まず「安心して暮らせる場」であることの方が重要です。
働いて疲れて帰ってきた場所が、「ガミガミ言われる自立訓練の場」だったら、私だったら辟易としてしまうだろうな、、と私自身が思っていることが、背景としてあると思います。
(勿論、そうではないホームもありますし、考え方は各ホームそれぞれですので、あくまで私達の話です)
私たちのグループホームは、日々、支援に迷い、悩みながらも、お一人お一人が安心して暮らしていける「家」となれるよう、これからも試行錯誤をしていきたいと考えています。
■発達障害や、中軽度の知的障害がある人向けのモナミのホーム
【鎌ケ谷市】
①モナミ東中沢(男性棟) 定員4名
②モナミ鎌ヶ谷大仏(女性棟) 定員4名
詳しい情報や空室情報は、相談支援員さんか、弊社までご連絡下さいませ。
■グループホームモナミ
■担当:金沢
■連絡先:03-3384-2611
■運営会社:株式会社モナミ
東京都中野区中央4-2-2
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